三週間程前、Borough Marketの玉子売りのおばさんから、しきりに
「この玉子でパンケーキを作ったら美味しいわよ!」
と勧められ、何故オムレツでなくパンケーキなのかという疑問をブログ上で綴っていたこと、覚えておられますでしょうか。
実はその後、ヨーロッパにお住まいの方から
「もしかすると、3月8日のパンケーキテューズデーにちなんでのことでは!?」
というメールを頂戴しました。
なんでも、イギリスには復活祭前の四旬節の始まる前日Shrove Tuesdayにパンケーキを食べる風習があるのだとか。
知りませんでした〜!!
頂いたメールを読みながら、
「へぇ〜!!へぇ〜!!」
と、机の上の架空の「へぇボタン」を連打していた私。
ブログの読者さんにこのような形で謎を解いて頂けるなんて、感激です!
そんな訳で、昨日はパンケーキ専用型を使ってパンケーキを焼きました。
まずはひつじ。
うし!
ぶた!
このような具合に朝から気合いを入れてアメリカン式パンケーキを焼いたのはいいのですが、
たった今、イギリス流のパンケーキというものが存在することを知りました。。。
(BBCウェブサイトより)
こちら。
アメリカンのパンケーキは日本の所謂ホットケーキよりも生地が薄めなのですが、イギリスのパンケーキは更に薄く、クレープのようなのです!!
しかも、上に砂糖とレモン汁をかけ、クルクルと巻いて頂くのがイギリス流なのだそうで。。。
ちなみに、この写真のパンケーキは恐らくゴールデンシロップをかけたものと思われます。
近所のスーパーでメイプルシロップを探したのですが、そのような名称のものは見当たらず、一番それらしいものがこちらのゴールデンシロップでして、うちでも今回はこのシロップを使用しました。
これはさとうきびやてん菜糖で作られたシロップで、イギリスではパンケーキやワッフルにかけるシロップといえば、ゴールデンシロップなのだとか。
(BBCウェブサイトより)
イギリスでは、パンケーキテューズデーにパンケーキレースなるものが毎年各地で開催されます。
ご覧の通り、フライパン片手にパンケーキをひっくり返しながら走るのですが、イギリスに来た記念に次回出場するのもアリかしら!?