パドストゥを食べ歩く

コーンウォールは、都会から離れた場所でありながら、その食のレベルの高さで最近注目を浴びているスポット。

水揚げされたばかりの新鮮な魚介類、そして広々とした牧草地帯で育まれた肉類や乳製品、新鮮な野菜など、とにかく食材が充実している場所だけに、ジェイミー・オリバーはじめ、スターシェフがこぞってこの地に進出しています。
カリフォルニアでいうと、ナパのような場所と言えるかもしれません。



そのスターシェフ達の中でも外せないのが、リック・スタイン。
「ナパにトーマス・ケラーありき」ならば、「コーンウォールの漁師町パドストゥにリック・スタインありき」という存在で、
町の中にビストロ、カフェ、デリ、パティスリーなどの数店舗を展開しています。

観光客が多く集まるイースター休暇というこの時期。
当初は予約が一杯で諦めていたSt.Petroc's Hotels & Bistroに空きが出て、運良くリック・スタインの料理にありつく事が出来ました。

こちらは、レモンソール（普通に訳すと舌平目なのですが、厳密に言うとカレイの一種らしい）のグリル。
表面はカリっと芳ばしく、中の身はふんわりとした食感で、口の中に入れるととろけます。
ベアルネーズソースがこれまた絶品！
これは家に帰って真似したい！（いや、この料理を完璧に再現するのは多分無理だろうな）

イギリスに来てこれ迄（３ヶ月余り）食べた料理の中で、一番美味しかったです。

食後のデザートは、Roskilly's Ice Creamのアイスクリーム。
Roskilly'sは、コーンウォールにあるオーガニックのファームで、敷地は一般公開もされ、敷地内にはレストランもあるだとか。
一度行ってみたいです！

コーンウォール名物・クロテッドクリームとヘーゼルナッツアイスのアイスクリーム。

自然豊かな美しいロケーションで美味しい物が食べられるコーンウォール。
なんて素敵なところなのでしょう！！

夫婦共々すっかり気に入ってしまったので、これからもちょくちょく足を伸ばすことになりそうです。

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コーンウォールの旅。

イースター休暇は４時起きで車を走らせ、南西部の海辺の街コーンウォール地方へ。


渡英以来、波に飢えていた夫にとっては、待ちに待った今回の旅。
まずはサーファーの町ニューキーへ。

砂浜には、綺麗な貝殻が沢山！
子供達はせっせと海の宝集めです。


窓の外に広がる牧歌的な風景に、田舎暮らしへの憧れは増すばかり。
「畑耕しながらサーフィン三昧の生活って最高じゃない？」
「この辺の不動産って、どれ位だろうね〜」
などと、二人して妄想を膨らませていました。

空が白いので分かり辛いのですが、この辺りには随所に風力発電装置が設置されています。
将来家を購入するとすれば、こういう電気を引きたいな〜。

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Easter Dinner '11

今年のイースターディナーのセッティングです。

去年か一昨年の、イースター後のセールで購入していたデコレーション用の鳥の巣（本物じゃありませんよ）とたまごが、漸く日の目を見ることに。

庭に咲いた花をティーポットに生け込んで。。。

イギリスのイースターの伝統料理のひとつ、クロスバンズ。
夫が「一度食べてみたい」と言うので、焼いてみました。
レーズンロールの表面に十字架をあしらい、最後にゴールデンシロップを塗ります。

メインは、スタッフドポーク。
パン粉やハーブを詰めた豚肉をローストし、更にル・クルーゼに入れて焼き汁とマリネ液を掛け、オーブンで煮込むこと１時間余り。
柔らかく、ジューシーに仕上がりました。

ローストアスパラガスと人参のグラッセ、マッシュポテトを添えてサーブ。

ここ数週間殆ど肉を断っていたので、久し振りに沢山食べてお腹がはち切れそうになりました。
ただでさえ妊婦腹なのに。。。

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Easter Tea Party

イギリスに来てから、初めて出来たお友達を家にお招きしました。
イースター前ということで、ヒヨコやウサギ、たまごのイースタークッキーを焼きました。


お茶は、Fortnum & Maisonのロイヤルブレンドティー。
こちらは頂き物で、「特別な日に開封しよう」と取ってあったもの。
紅茶缶の色合いが丁度イースターらしく、テーブルを彩ってくれました。
イギリス行きが決まる前に頂いた紅茶を、まさか本場のイギリスでこのような形で頂くことになるとは夢にも思いませんでした。
Ｋさん、有り難うございました！

これまでは息子のお友達を呼ぶことが多く、娘は大抵男の子に混じって遊んでいたのですが、今回は初めて娘の女の子のお友達姉妹と遊ぶことに。
息子はこの日は学校で不在だったので、女子オンリーのティーパーティーです。
お茶の後は、皆でプリンセスの衣裳（アメリカで大量に頂いたのです）を身に纏い、頭にウサギの耳を付けて庭でエッグハントを楽しみました。
この日は何故か娘はお友達から「アリス」と呼ばれ、気分はもう『不思議の国のアリス』だったようで。。。
こんなに女の子ワールドにどっぷりの娘を見たのは初めてだったので、とても新鮮でした。

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リビングルーム

引越してから、インテリアの話題がすっかりご無沙汰になってしまっていました。。。

こちらは、リビングルーム。
東南方向の窓からは朝の光が降り注ぎます。

一つ残念なことは、アメリカで購入したお気に入りのトールシャンデリアを取り付けることが出来なかったこと。
電気屋さんに来て貰ったのですが、「電圧が異なるので無理」とのこと。
別の方法でシャンデリアを楽しむ方法を思案中です。

家の中で一番のお気に入りスポット。
午前中は窓辺のカウチに腰掛けて、庭を眺めながらのんびりとお茶を愉しんだり読書をしたりするのが日課です。


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DUCHY ORGANICS

以前、このブランドのオーガニック種をご紹介しましたが、今回は食品を。

DUCHY ORGANICSの食品は、スーパーWaitrose（ウェイトローズ）が展開しています。
このウェイトローズ、ＢＢＣの視聴者人気投票で１位を獲得した英国スーパーだけあり、商品展開が豊富で、店内も清潔感があって快適に買い物を楽しめ、私も気に入っています。

さて、DUCHY ORGANICSの食品の中でも特に私が気に入っているのは、オールバターショートブレッド。
これは紅茶のお供に最高！
日本へのお土産にも喜ばれそうです。

同シリーズの牛乳や玉子もよく購入するのですが、牛乳は濃厚で味わい深く、玉子は殻が固くてしっかりしていて、そのクオリティの高さは他ブランドと比べ歴然。

チャールズ皇太子、やってくれるじゃないですか！！
筋金入りの環境保護論者で、遺伝子組み換えにも反対を唱えるチャールズ皇太子。
ビジネスの才覚も相当のものだと思われます。
世間では「ウィリアム王子を国王に」というご意見もあるようですが、私はまずお父様に頑張って頂きたいと思っています。

ダイアナ元皇太子妃とは色々ありましたが、そもそもチャールズ皇太子（実はとっても素朴な農夫タイプ。歴史的建造物を始めとする伝統を愛し、女性関係も古くからの愛人と一緒になる）とダイアナさん（華やかなドレスに身を纏い、その美貌で夫以外の男性達や世界中の人々を魅了し、最後は大富豪とお付き合い）は合ってなかったんじゃないかな〜などと、勝手な分析をしてみたり。。。

ロイヤルウェディングももう間近。
イギリスに来た当初は、この歴史的大イベントに関心がありましたが、東日本大震災やリビア攻撃の最中、
「お祝い気分」になれなくなったので（夫はそもそも無関心）、
うちはこの休暇を利用してイギリス国外に旅に出る予定です。


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オシャレな着せ替え人形。

可愛らしいホースガールが描かれた缶ケース。
その中身は。。。

マグネット式の着せ替え人形！
Mudpuppyというアメリカのメーカーのものです。
洋服やブーツのデザイン、髪型に至るまで、どれもこれも可愛らしくて、大人の私も夢中で取っ替え引っ替えしてみたくなります。


女の子用は他にプリンセスやバレリーナなどもあったのですが、迷わずホースガールを選択。
「アンタの趣味でしょ！」と言われてしまいそうなのですが、幸いチビ子も馬に興味が芽生え始めている様子。
いつか、チビ子と一緒に乗馬を習うことを夢見ています。

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ワイルドフラワー

今住んでいる家の庭を手掛けた人は、ワイルドフラワーがお好きだったよう。
特にブルー系が目立ちます。

Froget Me Not（忘れな草）

Spanish Blue Bell（スパニッシュブルーベル）

Green Alkanet（グリーンアルカネット）

Violet（すみれ草）

前に住んでいた家の庭との別れは寂しかったけれど、こうして新たに素敵な庭と出逢い、ここで毎日寛げるのがとても幸せです。
この庭を作ってくれた人に感謝！！
ジョージさんの時みたいに（前住んでいた家の庭の作り主）、またひょっこり現れてくれないかな〜。


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種蒔き。

今週は、種蒔き週間。
実の成る野菜は、取り敢えずポット蒔きに。

葉もの野菜は、塀沿いの花壇スペースを利用して直播きに。

鉢植えには、ハーブ各種を蒔きました。

作物を育てる過程の中でも、種蒔きの作業はまるで神聖な儀式を行っているようで、少し緊張します。

ウィンドベルの音色が響く中、気持ちを静め、種を蒔き終わった土の上にそっと掌を当てて
「無事育ちますように！」
と祈りを込めます。

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オーガニックの種

イギリスで初めて見付けたオーガニックの種。
DUCHY Organics（ダッチーオーガニック）というブランドのものです。
このDUCHY Organicsは、チャールズ皇太子が立ち上げたオーガニック製品のブランド。
食品からボディケア用品まで、幅広く展開しています。

チャールズ皇太子は１９８６年から自身の農場を有機農法に切り替え、２０年前にこのブランドを設立。
売上利益の一部は、有機農場のサポートなど、チャリティ活動に利用されています。

全然関係ない話なのですが、イギリスに来た当初、私が嫌悪感を抱いたOne Canada Square という高層ビルを、
チャールズ皇太子も「こんなビルで働きたくない」と忌み嫌っているそうでして。
世間では不人気の皇太子ですが、私はイギリスに来てから「この人と結構気が合うかも」（←気安く言うな！）と思うようになりました。


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お庭で妖精ごっこ

去年のハロウィーンに着た妖精のコスチュームを出して欲しいとせがまれ、着せるや否や庭に飛び出したチビ子。
芝生の上を裸足でクルクル回りながら、すっかり妖精気分に浸っていました。
よくもまあ、次から次へと楽しいことが思いつくもんです。


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イギリスの家の庭。

今の家に越して来たのは、２月の頭。
当時は殆ど裸の状態だった木々がこのひと月で次々と芽吹き始め、すっかり春らしくなりました。

今の家の庭は、前の家の庭に比べると規模は小さくなりましたが、既にありとあらゆる庭木や花が植えられていて、毎日サプライズの連続です。

この庭で一番最初に開花したのが、レンギョの花。

そして、ヒヤシンス。



ムスカリも、庭の随所に植えられています。

そして今は、隣の家からせり出して来た林檎の花が盛り。
風に吹かれて花びらが雪の様に舞い散り、緑の芝生が純白で埋め尽くされます。

いつか、うちもおこぼれにあずかれると嬉しいな♪

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Casa Brasil

以前から少し気になっていたブラジル料理の店へ。
天気が良かったので、屋外のテーブル席で頂きました。

私は、メルルーサのフィッシュシチューをオーダー。
トマトベース？の魚の煮込み料理です。

ブラジル料理は数える程しか食べた事がないのですが、素材や味付けなど、以外と日本人に好まれる料理のような気がします。

そう思っていると、フレンドリーなお店のオーナーのおじさんに

「日系の地元新聞を見て来たの？」
「うちは日本人がよく来て、皆いつも残さず平らげてくれるんだ！」
「日本は地震と原発で大変なことになってるね〜。あとは神に祈るしかないね」

などと、しきりに話しかけられ、


緑の葉っぱを片手に
「これは、スプリンググリーンの葉で作ったジュースなんだ。ビタミンや鉄分が豊富で体にいいから、試しに飲んでってちょーだい！美味しいよ〜！」と、何故か突然青汁風ジュースをサービスして頂きました。
りんごとミックスされ、とても飲み易くて美味しかったです。

日本人を気の毒がってくれているのか、それとも妊婦の私を見て栄養のあるものを勧めてくれたのか、
とにかく、とても親日的でアットホームなお店でした。

おじさん、どうもありがとう！！

Casa Brasil
289 Regents Park Road, N3 3JY
020 8371 1999

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Finchley Nursery

こちらに来て、初めて訪れた園芸店 Finchley Nursery。

すぐお隣は農場で、広い緑の草原地帯が広がります。

この園芸店も敷地面積が広く、土や苗木類は勿論のこと、造園資材から作業小屋、

はたまた池づくりのコーナーまであります。

アメリカで色々な庭を見て来ましたが、そういえば池のある庭には殆どお目にかかったことがありませんでした。
イギリスでは、日本同様池の鯉を愛でる人が多いようです。
ちなみに、我が家のお隣さんも庭に池を作り、鯉を飼っておられます。

園芸雑貨のコーナーにはこんなものまで！
庭に遊びに来たハリネズミ君用のエサです。
一度でいいから、私も庭で出会してみたいものです。



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