2014年11月11日火曜日

Red Rose Bouquet


バレンタインデーでも何でもないのですが、赤いバラのブーケを作ってみました。
38本使用しています。
誰かの38歳のお祝いという訳でもありません。笑





スパイラルブーケの練習をしたいな〜
練習に丁度いいお手頃な花材はないものかしら〜
と思ってコロンビアフラワーマーケットに行ってみたら、なんとGrand Prixが20本一束で£5!!
そういう訳で、二束40本購入。
仕入れ値£10(1700円)のブーケです♪
ちなみに、この日着ていた服も赤のバラ柄です(笑)

イギリスのフローリストでは、ウェディングなどの大きなイベント事では吸水フォームが使用されますが、贈答用の花や普段部屋に飾る花の殆どはスパイラルブーケの状態で販売されています。
スパイラルブーケを作るにはそれなりのテクニックを要しますが、ゴミも出ず環境に優しい上、直接お水に漬けてあげた方が花持ちも良いので、磨いておきたい技術なのです。

思わぬ収穫の御陰で、贅沢な練習が出来ました♪



2014年11月5日水曜日

紫陽花の即席アレンジメント


引っ越し直前、日本からロンドンに遊びに来た友人宅(アパートを借りて滞在)のディナーに呼んで頂きました。
丁度庭に紫陽花が綺麗に咲いていたので持って行こう!と思ったのですが、既に引っ越し荷物を運び出して家の中には紐もラッピングも何もない状態だということに気付き。。。


スーパーのレジ袋の持ち手を切って紐に!
これがビニール紐そのものといった感じで、結構しっかり縛れます。
空き缶に生けて、即席アレンジメントの出来上がり♪


ちなみにこの紫陽花、全て同じ株のものなんです。
ブルーに紫、ピンクのコントラストを生かして花を組んでみました。

手軽に出来る即席アレンジメント。
これなら旅先などでも花と共に滞在出来そうです。



2014年10月24日金曜日

ご報告

このたびロンドンより以前住んでいたカリフォルニアに引っ越しました。
こちらが新ブログになりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

*Nest* in Saratoga
http://nestinsaratoga.blogspot.com

なおイギリスで撮り貯めた写真もかなり残っていますので、こちらのブログも暫く更新をしていくつもりです。
良かったらこちらもたまに覗いて下さい。

2014年7月4日金曜日

Queen Mary's Garden


ロンドンでバラ園に行くなら、Regent's Park内にあるQueen Mary's Gardenがおすすめです。敷地内には400種類、3万本以上のバラが植えられています。

これだけのバラを管理するのは大変だろうな〜と思っていたら、ガーデナーが咲き終わったバラを一輪ずつ丁寧にカットし、マメに手入れをされていました。

美術館もそうですが、ロンドンは普通なら入場料が取られそうな見応えのある場所に無料で入ることが出来、いつも驚かされます。
運営は市民の税金から賄われていたりするのでしょうけれど、旅行者にとってこんなに嬉しいことはないですよね。笑









この時期はデルフィニウムも見頃を迎えます。






2014年7月1日火曜日

Chelsea Flower Show 2014 ②


チェルシーフラワーショー屋内編をお届けします。
世界最大級のテントの中では花の育苗家達による展示・販売が行われていて、その場で種や球根を購入したりカタログを手に入れたりすることが出来ます。
こちらはルピナス。



アイリス。


水仙もバラエティ豊か!


菊。


フォックスグローブ。



クレマチス。


こちらは会場で一際目を引くタイの植物園による展示。
タイを象徴するモチーフが蘭の花で表現されていました。



薔薇の育苗家デヴィッド・オースティンのブースも大人気でした。



ティーパーティーをテーマにしたディスプレイ。
お皿もデイヴィッド・オースティンオリジナルのものです。
いつかこんな贅沢な薔薇のブーケ作ってみたいな〜♪


2014年6月29日日曜日

Chelsea Flower Show 2014 ①


気付けばチケットが完売で行けずにいたチェルシーフラワーショーですが、今年は最終日最終回のチケットがなんとか確保出来、行って参りました。

今回は屋外編を。
屋外では造園をはじめ、ガーデン用品などが展示されていました。




造園の会場では、各庭で植えられている花の一覧が記載されたパンフレットが配られています。これはかなり有り難いかも!


ここで紹介されている庭園は、伝統的なものよりもモダンなデザインのものが多くみられました。


フューシャピンクがアクセントに取り入れられたディスプレイ。
マンションの屋上がこんな感じになっていたら楽しそう!!


こちらは温室。
中では野菜が沢山育てられていました。
こんな温室、憧れます。。。


ブランコ?ソファ??
実際に座ってみると、とっても快適で寛ぎ度満点でした。



色とりどりのパラソル!!
インドテイストのデザインが素敵です。


私のツボだったのが、ツボの展示ブース。(いきなりダジャレ言ってすみません。。。苦笑)
今も小さなツボを庭に置いているのですが、いつかこれ位の大きさのものが欲しな〜。


こちらはフランスの工房のもの。
釉薬の具合といい、形といい、美しすぎて暫くこの前で立ち尽くしていました。


豪華なシャンデリア付きのドーム型温室。
どんな方が購入されるのでしょうね〜。


2014年6月27日金曜日

豚バラでコラーゲン補給。


近所のオーガニック精肉店で入手した豚バラ肉を、野菜やストックと共にストウブ鍋に入れ、オーブンで煮込むこと2時間。
フォークでほぐれる程柔らか〜く出来上がりました。



オーガニック食を心掛けている人の中には、更にストイックにマクロビオティック、ローフード。。。といった具合に様々な志向の人がいますが、私は今のところお肉も採る派。
菜食を暫く続けたこともあるのですが、肌には良質のコラーゲンやアミノ酸をお肉で採った方が良いと感じたのと、以前菜食を実践していた友人から「漢方系のお医者さんから身体が冷えてるから肉も採る様に言われた」と聞いたことがあり、冷え性の自分にはこの方が良いのかなと。
新鮮な肉を採りながら健康を保っていた民族も存在しますし、食事法というのはその人の体質に合わせて選ぶものだと思うので、自分の身体の声を聞くのが一番かなと考えています。


2014年6月21日土曜日

月光とフィラデルファス。


6月の庭で一際素晴らしい香りを放っているのが、フィラデルファス(Philadelphus)。
美しい月あかりを眺めながら、心静かに庭で花を生けてみたい気分に。


アンティークマーケットで手に入れた古い瓶に、いけばなの投げ入れ感覚で。
ホスタ、ローズ、アキレギアと一緒に生けました。
6月の庭がくれた贈り物です。


ところで。
いつも自宅で使用している花切りばさみは、生け花用のもの。
包丁もそうですが、日本製の刃物はやはり切れ味が違います。
日本製の包丁が海外の一流シェフ達に愛用される様に、ロンドンの一流フローリストにもMade in Japanの素晴らしさを味わって頂きたい。。。
ということで、usedですが、うちに2つあるうちのひとつを、フラワースクールでお世話になったシャーニーにお礼の気持ちも込めてプレゼントすることに。
とっても喜んで頂けて良かったです。


2014年6月19日木曜日

花とキャンドル。


Jamie Astonで製作したフラワーアレンジで家に中がスターの楽屋状態に。(笑)
どの場所にどのアレンジを置いてどんなスタイリングをしようか考えるのも楽しいものです。

玄関のキャビネットの上には、白を基調にした大きめのテーブルアレンジを。
夜はキャンドルをあちこちに焚いて、ムード満点に♪
Jamieのサイン入り本も一緒にディスプレイしてみました。

とっても気さくなJamie。
スクールのことをブログで紹介してもいいか訊ねたところ、「いいよ。アドレス教えて!」とのことで伝えてその日の投稿は英語訳も載せてみたのですが、すぐさまご自身のツイッターに私のブログのリンクを貼って紹介して下さったのでビックリしました。
フェイスブックやツイッターを通して情報を発信したり、世界中から集まる生徒達と積極的に交流しようとされている様子。
一方的に教えるというよりも、感性を刺激し合える関係性を目指しておられるのかもしれません。
スタッフの皆さんも優しくていい人ばかり。
お店全体が平和な空気で満たされていて、本当に心地の良い場所でした。

私が受けたクラスは、10人中韓国人が3人、インドが1人、ナイジェリア人が1人、日本人の私が1人といった具合に国際色豊かな雰囲気で、それぞれの国でよく使われる花や相場の違いについて話し合うのも面白かったです。



さて、話を戻して。
このボックスのデザインにはマーキュリーガラスのグレーのサイドテーブルとキャンドルホルダーが合う気がしたので。


紫陽花のテーブルリースは庭に置いて、黄昏時を満喫。
この状態でガーデンパーティーでもしたい気分ですが、お茶を飲みながら瞑想感覚で庭にある花を生けてみることに。
出来上がりはまた次回♪



2014年6月15日日曜日

Jamie Aston Floristry School 4


この日はHat Box Arrangementを製作しました。
芍薬やデイヴィッド・オースティンの薔薇、胡蝶蘭などを贅沢に取り入れたアレンジ。
大女優達の豪華競演といった感じです。

仕上がった後の撮影も、毎回こうしてきっちりセッティングして素敵に演出してくださるので、達成感もひとしお。

同じ花材を使っていても、作り手によって違った仕上がりになるので、こうして並べて見比べると面白いです。

いつか、カルトナージュで箱から製作してみたいです。


先生の作品はそのまま店頭へ。
やはり自然光で撮ると花本来の色が際立ちますね。

ここで作品を作る度に、花の持つパワーの凄まじさを感じます。
病気の時にこんな花が届いたら一気に回復してしまいそう!
どんな空間も瞬く間に別世界にしてしまう――花にはそんな力があると思います。

花を触っているだけでハッピーな気分になれますし、電車ですれ違う人から笑顔で「綺麗なお花ね」と言って貰えると凄く嬉しい。
セラピストではないけれど、これからも花の力で自分や誰かを少しでも笑顔に出来るようなことをしていきたいです。


この日もランチはMarylebone  High Streetへ。
天気が良かったので、以前から気になっていたORRERY EPICERIEのオープンテラスでのんびり過ごしました。


一見小洒落たデリといった雰囲気でレジでオーダーするのですが、思いの外美しい盛りつけでサーブされました。
メインにサラダを二品選べるランチプレートで、チキンの胸肉のポルチーニ茸煮込み、茄子のサラダ、クスクスを選びました。


2階は更に洗練された雰囲気のフレンチレストランとなっています。
ホールのフラワーアレンジもインテリアもモダンスタイルでまとめられていました。

スクールからここまでの行程には、Jane Packerなどのフローリストもあり、前回のAubaineもそうでしたが、レストランでも素敵なフラワーディスプレイを目にすることが出来ます。
そんな訳で、ランチタイムも美味しく楽しくお花の勉強が出来ました♪



2014年6月12日木曜日

Jamie Aston Floristry School 3


この日は紫陽花を使ったテーブルリースを作りました。
紫陽花はジェイミーのアレンジによく登場する花。
今が旬ということもあり、この一週間で5色の紫陽花を使用しました。



全員の作品を並べると更に華やかなことに!


レッスンの合間のランチタイムも楽しみのひとつ。
この日はMarylebone High StreetのAubaineへ。

美味しくてウェイターさんに材料を質問してしまった茸のスープ。



トラウトサーモンのソテーとグリーンピース。
こちらもシンプルなのですが、丁寧に調理されていてとっても美味しかったです。
グリーンピースはイギリス料理でよく登場しますが、こんなに美味しいグリーンピースを食べたのは初めてです。

店内は、フレンチグレーとホワイトを基調にフレンチシックでまとめられていて、上品で落ち着いた雰囲気。
そこに綺麗な胡蝶蘭のアレンジがあり、なんとなくジェイミーっぽい。。。と思っていたらやっぱり。後にAubineもジェイミーのクライアントであることが判明。
姿が見えない状態でその人の存在を感じられると、なんだか嬉しくなります。