2012年1月31日火曜日

サグラダ・ファミリア教会

サンタンデール港に到着後、そのままバルセロナへ直行。
翌朝はサグラダ・ファミリアへ向かいました。

写真は、地下鉄の駅から出てすぐに目に飛び込んで来たサグラダ・ファミリア。
朝日を受け、神々しく聳え立つ姿に圧倒されました。

実はこちらは教会の裏手で、キリストの誕生が表現されています。

ゲートのある表へと移り、開門を待っていると。。。
なんと、門の中にサグラダ・ファミリア主任彫刻家の外尾悦郎氏がおられ、一気にテンションが上がってしまいました!

教会内部。
ひたすら天井を見上げ、夢中でシャッターを押していました。
ここからは、余計な言葉は要りません。













エレベーターで、塔の上へ。
この写真は、塔の屋根の内側を見上げたところ。

ここから、螺旋階段で下まで降りて行くのですが。。。
この写真を撮りながら、思わず足が竦んでしまいました。




最後に、こちらが教会の正面入り口。

表側は、キリストの受難と復活が表現されています。

ガウディ建築にすっかり魅せられ、この後も引き続き別のガウディ建築 カサ・バトリョ邸へと向かうことに。

2012年1月23日月曜日

24時間の船旅。

ロンドン市内にある自宅からポーツマス港まで、車でおよそ2時間。

車ごとフェリーへ。

冬の大西洋は少し荒れ気味。
かなり揺れて夫や子供達は24時間ほぼ寝たきりの状態でした。

一方の私は、出産の時に体験した自分の体に起こる波を思い出し、波を地球の呼吸と捉えて自分の呼吸と調和させながら、地球との一体化を楽しんでみることに。(←変な奴でしょ 笑)



長時間の船旅は今回が始めてでしたが、大陸が見えて来た時は飛行機とはまた違った感動を覚えました。

地理を感覚で捉えることが出来るので、子供達にとっても良い体験になったかもしれません。

サンタンデール港に到着!
スペインに初上陸です。

2012年1月12日木曜日

スペインへの旅

冬休みは、車でスペインへ行くことに。

ところが。

その3日前に大事件が勃発。
家族5人で車に乗車中、衝突事故に遭ってしまったのです。(運転手は夫。)


ご覧の通り、ボンネットが殆ど吹っ飛び、エンジンむき出しの状態に。

肉体的にも精神的にも、それはそれは大変な衝撃を受けたのですが、奇跡的にも家族全員無事でした。

ちょっと前の私はここでへこたれていたと思うのですが、最近再読した五日市剛さんの『ツキを呼ぶ魔法の言葉』を思い出し、
衝突直後は手を合わせてひたすら「ありがとうございます、ありがとうございます」と唱えていました。

後部座席の子供達も、事故直後は当然恐怖のあまりギャーギャー泣き叫んでいた訳なのですが、
ここで親がネガティブになると子供達の心にも影響を与えかねないと思い、
「皆無事で本当に良かった。神様に感謝しなくちゃね!生きてるだけで幸せなんだからね!」
と言い聞かせ、彼等も
「そうだね、良かったねー!」
と何とか落ち着きを取り戻しました。

普通相手が車で、これだけの事故を起こしてしまうと、色々と揉めてしまうケースもあるのですが、
ドアを開けた瞬間、お互い「大丈夫でしたか?」と気を遣い合い、幸い相手の方も無事で、冷静で紳士的な対応をして下さいました。

「ありがとう効果」で事態の悪化を免れたのか、一ヶ月経った今も家族全員特に体の異変もなく、大きなトラブルもないどころか、なんと車がリース車だった御陰で金銭的にも自己負担額ゼロという、考えられないような展開となっています。
改めて、「有り難うございます」という気持ちです。

さて、これだけの事故に遭い、3日後に車での旅行を控えていた我が家。
「どうしても行きたい!」と息子にせがまれ、
「代車で行くぞ!」と言いだした夫。

ところが、オートマ車を注文していた筈が、前日に届いた代車がマニュアル車。

「これはもう、行くなということじゃない。。。?」と夫にそれとなく諭してみたのですが、
「マニュアル乗るん15年ぶりやけど、これで行く。ちょっと練習してくるわ」
と夫。

これもちょっと前の私なら、「正気の沙汰か!?」と呆れ果てていたと思うのですが、
夫のメンタル面の強さと切り替えの早さは、ハワイのヒーラーのおじさんに絶賛されていたこともあり、
「ここはこの人を信じて付いて行くことにしよう」と決めました。
私自身も、この時は
「きっとこの壁は乗り越える為に用意されたものなのだ。もう、私は何も恐れない。何が起ころうと、私は全てを受け容れる!」
という境地に達していました。

そんなこんなで、決行することになったスペイン旅行。
私の免許はAT限定の為、運転は全て夫。
途中何度かエンストを起こされた時は正直生きた心地がしませんでしたが、トータルで3000キロのドライブを達成。
今こうして旅の報告、いえ、事故の報告をさせて頂いている次第であります。

そういう訳で、次回より旅のご報告が続きます。

2012年1月3日火曜日

2012年 謹賀新年

皆様、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、初めてロンドンで作るおせち料理。
義母に送って貰った食材の御陰もあり、何とか仕上がりました。

紅白なます
黒豆
鰊の昆布巻き
叩き牛蒡
栗金団
伊達巻き
蓮根の明太子鋳込み
鯖の味噌煮
筍の含め煮
浅蜊のしぐれ煮
イベリコハム
チーズのテリーヌ


家族も増えたので、そろそろミニ三段重は卒業かな。。。
いつか素敵なお重と出会えますように!

去年日本に帰国した際に入手していた金箔やくちなしの実が活躍。

お煮しめは、お気に入りの美濃焼の大鉢に。
去年、骨董店の閉店セールで購入したものなのですが、
店主のおじさんもこの鉢にそれなりの思い入れをお持ちだったのか、引き渡しの際、
「お姉さん、本当にこれ買うの?割らないでよ〜」
と言われてしまいました(苦笑)
私の宝物ですので、大切にします!

うっかり冷蔵庫に置き去りにしてしまいかけた、田作りと海老の旨煮。
重箱に詰めそびれたので、こちらも別で盛ることに。

この染め付けは、去年義母から譲って頂いたもの。
夫の祖母から受継がれてきたもので、週末皆で食事をした際によく登場した思い出深い器なので、これも大切な宝物です。
今年のお正月は夫の実家と祝えませんが、慣れ親しんだ器を使うことで夫に少しでもほっこりして貰えればいいな〜。

本当は、金時人参や海老芋、丸餅、柚子を使いたいのですけれどね。。。
贅沢は言いません。

ケンプトンのアンティークマーケットで見付けた赤絵のお皿。
十二支で縁取りされた、お正月にぴったりのお皿です。

さて、全てテーブルに出揃い、「頂きます」と手を合わせたその直後。
いきなりお雑煮の入ったお椀をひっくり返した長男。
何故か引き続き、長女まで。。。

新年早々、我が家はしっちゃかめっちゃかでした。