2013年6月19日水曜日

ハリネズミあらわる。


うちの庭にいつの間にか住み着いたハリネズミくん。
アイビーの繁る生け垣の裏に巣を作り、昼間は枯れ葉のベッドでおねんね。
夜になるとガサゴソ動き出し、餌を求めて徘徊し始めます。

実はわたくし、ハリネズミが庭に住み着いてくれることを夢見ておりました。
なぜなら、カタツムリやナメクジを食べてくれるハリネズミは、ガーデナーにとって心強い味方でもあるのです!!


イギリスのガーデニングショップには、鳥の餌と並んでハリネズミの餌もあります。
もう、嬉しくて嬉しくて、彼にハリーという名前を付け(そのまんまです)、いずれ仲良くなろうと餌も購入。

ところが!!!



ある日の晩、突然庭でけたたましい鳴き声が響き、急いで屋外灯をつけてみると、
なんとハリーが野ネズミに襲われているではありませんか!!

針を逆立てて丸くなって動かないハリーに対し、ハリーより体が小さいにも関わらず首元に噛み付いてなかなか離れようとしない攻撃的な野ネズミ。

私が急いで傍に駆けつけて漸く野ネズミは退散。

うずくまってブルブル震えるハリー。

そうなんです。
ハリネズミという動物は、とっても臆病な性格なのです。
そこがまた可愛いですよね。。。

丁度その日、ガーデニング雑誌でハリネズミの保護団体が存在することを知ったところだったので、ハリーを保護することに。

傷口を見てみると、針が何本か折れていました。
ハリネズミの針って、あまり役に立たないんですね。。。(悲)


保護団体のウェブサイトを開いてみると、保護の方法や餌のやり方、寝床の作り方、ハリネズミの暮らし易い庭環境の作り方など、ありとあらゆる情報が満載でビックリ!
この国の動物愛護への熱の入りようは半端ないです。

ちなみに、こちらがそのBritish Hedgehog Preservation Societyのウェブサイト。



傷ついたハリーを一晩家の中で保護し、以前見学したことのあった自然公園の野生動物保護施設へ連れて行く事に。

元気になってうちの庭が審査に通れば戻される予定なのですが、さて、どうなるかな。。。

とにかく、早く元気になりますように!


2013年6月18日火曜日

花盛りの6月


ご無沙汰しております。。

今年のイギリスはなかなか気温が上がらず、花の開花も全体的に遅れ気味でしたが、6月初旬、気温がぐんとあがると同時に花々が「待っていました」と言わんばかりに、一斉に咲き乱れ、それはそれは綺麗でした。

そういう訳で、本日はカメラを持って公園をお散歩した時の写真を。

       

壁につたうクレマチス。