2014年6月29日日曜日

Chelsea Flower Show 2014 ①


気付けばチケットが完売で行けずにいたチェルシーフラワーショーですが、今年は最終日最終回のチケットがなんとか確保出来、行って参りました。

今回は屋外編を。
屋外では造園をはじめ、ガーデン用品などが展示されていました。




造園の会場では、各庭で植えられている花の一覧が記載されたパンフレットが配られています。これはかなり有り難いかも!


ここで紹介されている庭園は、伝統的なものよりもモダンなデザインのものが多くみられました。


フューシャピンクがアクセントに取り入れられたディスプレイ。
マンションの屋上がこんな感じになっていたら楽しそう!!


こちらは温室。
中では野菜が沢山育てられていました。
こんな温室、憧れます。。。


ブランコ?ソファ??
実際に座ってみると、とっても快適で寛ぎ度満点でした。



色とりどりのパラソル!!
インドテイストのデザインが素敵です。


私のツボだったのが、ツボの展示ブース。(いきなりダジャレ言ってすみません。。。苦笑)
今も小さなツボを庭に置いているのですが、いつかこれ位の大きさのものが欲しな〜。


こちらはフランスの工房のもの。
釉薬の具合といい、形といい、美しすぎて暫くこの前で立ち尽くしていました。


豪華なシャンデリア付きのドーム型温室。
どんな方が購入されるのでしょうね〜。


2014年6月27日金曜日

豚バラでコラーゲン補給。


近所のオーガニック精肉店で入手した豚バラ肉を、野菜やストックと共にストウブ鍋に入れ、オーブンで煮込むこと2時間。
フォークでほぐれる程柔らか〜く出来上がりました。



オーガニック食を心掛けている人の中には、更にストイックにマクロビオティック、ローフード。。。といった具合に様々な志向の人がいますが、私は今のところお肉も採る派。
菜食を暫く続けたこともあるのですが、肌には良質のコラーゲンやアミノ酸をお肉で採った方が良いと感じたのと、以前菜食を実践していた友人から「漢方系のお医者さんから身体が冷えてるから肉も採る様に言われた」と聞いたことがあり、冷え性の自分にはこの方が良いのかなと。
新鮮な肉を採りながら健康を保っていた民族も存在しますし、食事法というのはその人の体質に合わせて選ぶものだと思うので、自分の身体の声を聞くのが一番かなと考えています。


2014年6月21日土曜日

月光とフィラデルファス。


6月の庭で一際素晴らしい香りを放っているのが、フィラデルファス(Philadelphus)。
美しい月あかりを眺めながら、心静かに庭で花を生けてみたい気分に。


アンティークマーケットで手に入れた古い瓶に、いけばなの投げ入れ感覚で。
ホスタ、ローズ、アキレギアと一緒に生けました。
6月の庭がくれた贈り物です。


ところで。
いつも自宅で使用している花切りばさみは、生け花用のもの。
包丁もそうですが、日本製の刃物はやはり切れ味が違います。
日本製の包丁が海外の一流シェフ達に愛用される様に、ロンドンの一流フローリストにもMade in Japanの素晴らしさを味わって頂きたい。。。
ということで、usedですが、うちに2つあるうちのひとつを、フラワースクールでお世話になったシャーニーにお礼の気持ちも込めてプレゼントすることに。
とっても喜んで頂けて良かったです。


2014年6月19日木曜日

花とキャンドル。


Jamie Astonで製作したフラワーアレンジで家に中がスターの楽屋状態に。(笑)
どの場所にどのアレンジを置いてどんなスタイリングをしようか考えるのも楽しいものです。

玄関のキャビネットの上には、白を基調にした大きめのテーブルアレンジを。
夜はキャンドルをあちこちに焚いて、ムード満点に♪
Jamieのサイン入り本も一緒にディスプレイしてみました。

とっても気さくなJamie。
スクールのことをブログで紹介してもいいか訊ねたところ、「いいよ。アドレス教えて!」とのことで伝えてその日の投稿は英語訳も載せてみたのですが、すぐさまご自身のツイッターに私のブログのリンクを貼って紹介して下さったのでビックリしました。
フェイスブックやツイッターを通して情報を発信したり、世界中から集まる生徒達と積極的に交流しようとされている様子。
一方的に教えるというよりも、感性を刺激し合える関係性を目指しておられるのかもしれません。
スタッフの皆さんも優しくていい人ばかり。
お店全体が平和な空気で満たされていて、本当に心地の良い場所でした。

私が受けたクラスは、10人中韓国人が3人、インドが1人、ナイジェリア人が1人、日本人の私が1人といった具合に国際色豊かな雰囲気で、それぞれの国でよく使われる花や相場の違いについて話し合うのも面白かったです。



さて、話を戻して。
このボックスのデザインにはマーキュリーガラスのグレーのサイドテーブルとキャンドルホルダーが合う気がしたので。


紫陽花のテーブルリースは庭に置いて、黄昏時を満喫。
この状態でガーデンパーティーでもしたい気分ですが、お茶を飲みながら瞑想感覚で庭にある花を生けてみることに。
出来上がりはまた次回♪



2014年6月15日日曜日

Jamie Aston Floristry School 4


この日はHat Box Arrangementを製作しました。
芍薬やデイヴィッド・オースティンの薔薇、胡蝶蘭などを贅沢に取り入れたアレンジ。
大女優達の豪華競演といった感じです。

仕上がった後の撮影も、毎回こうしてきっちりセッティングして素敵に演出してくださるので、達成感もひとしお。

同じ花材を使っていても、作り手によって違った仕上がりになるので、こうして並べて見比べると面白いです。

いつか、カルトナージュで箱から製作してみたいです。


先生の作品はそのまま店頭へ。
やはり自然光で撮ると花本来の色が際立ちますね。

ここで作品を作る度に、花の持つパワーの凄まじさを感じます。
病気の時にこんな花が届いたら一気に回復してしまいそう!
どんな空間も瞬く間に別世界にしてしまう――花にはそんな力があると思います。

花を触っているだけでハッピーな気分になれますし、電車ですれ違う人から笑顔で「綺麗なお花ね」と言って貰えると凄く嬉しい。
セラピストではないけれど、これからも花の力で自分や誰かを少しでも笑顔に出来るようなことをしていきたいです。


この日もランチはMarylebone  High Streetへ。
天気が良かったので、以前から気になっていたORRERY EPICERIEのオープンテラスでのんびり過ごしました。


一見小洒落たデリといった雰囲気でレジでオーダーするのですが、思いの外美しい盛りつけでサーブされました。
メインにサラダを二品選べるランチプレートで、チキンの胸肉のポルチーニ茸煮込み、茄子のサラダ、クスクスを選びました。


2階は更に洗練された雰囲気のフレンチレストランとなっています。
ホールのフラワーアレンジもインテリアもモダンスタイルでまとめられていました。

スクールからここまでの行程には、Jane Packerなどのフローリストもあり、前回のAubaineもそうでしたが、レストランでも素敵なフラワーディスプレイを目にすることが出来ます。
そんな訳で、ランチタイムも美味しく楽しくお花の勉強が出来ました♪



2014年6月12日木曜日

Jamie Aston Floristry School 3


この日は紫陽花を使ったテーブルリースを作りました。
紫陽花はジェイミーのアレンジによく登場する花。
今が旬ということもあり、この一週間で5色の紫陽花を使用しました。



全員の作品を並べると更に華やかなことに!


レッスンの合間のランチタイムも楽しみのひとつ。
この日はMarylebone High StreetのAubaineへ。

美味しくてウェイターさんに材料を質問してしまった茸のスープ。



トラウトサーモンのソテーとグリーンピース。
こちらもシンプルなのですが、丁寧に調理されていてとっても美味しかったです。
グリーンピースはイギリス料理でよく登場しますが、こんなに美味しいグリーンピースを食べたのは初めてです。

店内は、フレンチグレーとホワイトを基調にフレンチシックでまとめられていて、上品で落ち着いた雰囲気。
そこに綺麗な胡蝶蘭のアレンジがあり、なんとなくジェイミーっぽい。。。と思っていたらやっぱり。後にAubineもジェイミーのクライアントであることが判明。
姿が見えない状態でその人の存在を感じられると、なんだか嬉しくなります。

2014年6月9日月曜日

☆Miracle☆ Jamie Aston Floristry School 2


この日は大きなブーケを製作したのですが、こんなに大きな花束を抱えて地下鉄に乗ることなんてなかなかないよな〜と思い、一緒に参加していた生徒さんにお店の前で写真を撮って貰いました。
コースでは毎日2作品作るので、地下鉄で一時間の自宅まで持ち帰るのもひと苦労。
両手にそれぞれ3kg程のアレンジメントをウェイターのお盆のように乗せて小雨が降る中帰ったこともあります。
ここ数日でかなり腕の筋トレが出来たはず(笑)

Everyday we made two beautiful arrangements.
I must admit, the one hour tube ride home was a challenge with  arrangements in each hand (weighing 3 kg each!).
But the flowers kept a smile on my face(and plus I need the work out).




この日もう一つ製作したのが、ウェディング用のハンドタイドブーケ。
5色の薔薇をなるべく隣り合わせにならないように、更に丸く収めるのが難しかったです。
実は、私の結婚式で唯一残念だった出来事が、ブーケの薔薇の色が事前に伝えていたアンティークカラーのピンクでなかったこと。淡いピンクでそれはそれで可愛らしく、さすが日本人の手仕事だけあって見事なフォルムだったのですが。。。

This day, we also made a hand tied bouquet for weddings.
It was very difficult to make a round shape with the roses and trying to alternate the five different coloured  roses.

It brought me back memories of my wedding day... I was actually disappointed in the colour of the rose bouquet that turned up that day as it was not exactly my taste.

I had ordered 'antique colour pink roses but what got delivered was pastel colour...




会場は、オリエンタルスタイルを取り入れて改装された古い日本の邸宅。
この場所に溶け込むテイストにしたかったのです。

We held our Wedding Party at an old Japanese oriental style mansion.
And the 'antique colour' would have been perfect for the venue...





このブーケはまさに私がイメージしていたものそのもの。
まさか今頃になって手にすることになるとは!

再来月で結婚10周年。
なんだか、あの時のブーケが時間と共にいい色合いになって手元に届いたような、不思議な気分です。

The bouquet we made today is actually what I had envisioned my bouquet to be on my wedding day!
It's so chic and beautiful.
It felt like the pastel pink bouquet at my wedding 10 years ago has beautifully aged into the antique colored roses I so much wanted!

Thank you so much

Sharnie xxx




2014年6月6日金曜日

Jamie Aston Floristry School 1


ロンドンで習得したかったことのひとつが、フラワーアレンジメント。
ロンドンスタイルといってもデザイナーによって個性が様々で、トップフローリストと呼ばれる人達の作品はどれも本当に魅力的です。
これまでにも二件程ロンドンのフローリストでレッスンを受けましたが、なるべく色んなデザイナーのスタイルに触れてみたいという思いが強く、今回はJamie Astonのフラワースクールでお世話になる事にしました。



Jamie Astonのアレンジの特徴は、とにかくスタイリッシュ。色使いが美しく、クールすぎず甘すぎないところに魅力を感じます。




第一回はハンドタイドブーケのレッスン。
段々重くなっていくブーケを片手に、汗だくになりなりながらなんとか完成。
手が大きい方で良かった。。。

でも一番大変だったのは、ここから地下鉄で1時間の自宅まで5キロはあろうと思われる作品を二つ抱えて帰らなければならなかったこと。



なんとか無事帰還。
吹きガラスのジャーになんとか収まってくれました。



 うちのリビングとの相性もピッタリで嬉しい♡