折角ロンドンで生活しているのだから、ここに居る間にロンドンスタイルのフラワーアレンジを習得してみたいと思い、Judith Blacklock
Flower Schoolに申し込んでみました。
何となくウェブサイトの作品に惹かれ、「フラワーアレンジは誰でも習得出来るアート」というJudith校長先生の信条に敷居の高さが感じられず気軽に申し込んだのですが!2012年4月23日月曜日
英国風フラワーアレンジメント
後になってこの先生が実は王室御用達デザイナーで、この国のフラワー業界の実力者であることを知ることに。
日本からもプロのフローリストがここへ勉強に来られるそうな。。。
待ちに待ったコース初日ー。
取り敢えず地下鉄の中で自己紹介で何を話すか考え、ドキドキしながらスクールの扉を開いてみると、Judith先生がにこやかに出迎えて下さいました。
Judith先生はご多忙だろうしメールの返信も講師の方からだったので、講師陣が指導して下さるものとばかり思っていたのですが、どうやらJudith先生自らご指導にあたってくださるとのことで、緊張はピークに。
「あらMiki、名札が逆さまよ〜!!あなたは日本人ね!」
と先生から指摘され、慌てふためく私。。。
ですが、他の生徒さん達が集まってくるにつれ、どうやらビギナーは私だけでないことが分かり少し安心。
この日は土曜日ということで、平日会社勤めをされている方も多くおられました。
中でもひと際異彩を放たれていたのが、ターバンを巻いたインド人男性ビジネスマン。
「このあと家に取引先の人を呼んでディナーをするから、そのテーブルに飾る花を自分で生けようと思って来たんだ」
とのこと。
左手にペンを持ち、シャカシャカシャカ〜!とノートをとり出したかと思えば、アレンジの作業も超高速。
(典型的な右脳人間だわ〜!きっとこの後ディナーの準備に取り掛かられるのだろうな〜)
などと、感心してしまいました。
気さくで朗らかなJudith先生との時間はとても心地良く、お花を触っているうちにすっかりリラックスモードに。
先生の作品や美しい花が溢れる空間で、最高のひとときを過ごすことが出来ました。
そういう訳で、こちらが今回制作した作品。
私のは締まりとバランスが今ひとつですが、先生の作品はとーっても素敵でした。
嬉しかったのが、先生がベルギーから取り寄せられた花器ごと持ち帰らせて頂けたこと。
自分ではこういう色の花器を選んだことがなかったけれど、ターコイズの花器に茶系の葉をアクセントで入れるあたりが絶妙だな〜と。
感性の領域を広げて頂いた気がします。
この花器は、先生との思い出の詰まった宝物。
大切にします!