2012年12月24日月曜日
Happy Christmas! '12
明日から旅行に出掛けるため、今年は一足早くクリスマスディナーを済ませることに。
イギリスのクリスマスディナーには、必ずといっていい程クラッカーが登場します。
中には、紙で出来た王冠やちょっとした玩具や小物が入っています。
サンフランシスコにお住まいの方から差し入れで頂いたナパの白ワインを頂きました。
Kenzo Estateのasatsuyuというワインで、マスカットキャンディのような甘みがあり、スッキリ飲み易いワインです。
美味しく頂きました。
メインは、ローストチキンと、クルトンとルッコラのサラダ。
オリーブオイル、ガーリック、チキンの肉汁、ホワイトワインビネガー、スルタナレーズン、松の実の入ったドレッシングで和えてあります。
ドレッシングを含んだ自家製クルトンと、ジューシーなチキンの相性が◎な一品です。
イギリスのクリスマスの伝統菓子、クリスマスプディング。
比較的人気の高い、Waitroseのものを選んでみました。
ナッツやドライフルーツがたっぷり詰まったケーキで、洋酒がかなり効いています。
2012年12月19日水曜日
クリスマスのリビング ’12
今年のクリスマスのリビング。
去年はダイニングに置いたツリーを今年はリビングに設置しました。
去年リバティで見付けたツリートップ。
こちらも去年Fortnum&Masonで一目惚れしてしまったティーセットのオーナメント。
これは、今年の誕生日に夫から貰ったオーナメントその①。
その②
そしてなんと、昨日サンフランシスコのお友達から小包が届き、開けたらこれが出て来たんです!!
ロンドンバスに続き、サンフランシスコの路面電車が贈られるとは!
うちのリビングに監視カメラでも付けてません!?って位驚いてしまいました。
遠く離れていても、テレパシー?のような見えない絆でちゃんと繋がっているような不思議な感覚になり、嬉しくて泣きそうになりました。
2012年11月28日水曜日
Borough Market
秋の味覚盛り沢山のBorough Market。
生のポルチーニ発見!
きのこ祭り状態♪♪
生牡蠣のストールの傍でこれを食べていると、通りすがりの人の注目の的に。
そして、いつの間にか行列が出来ていたりする。
ターキッシュディライト。
『ナルニア国物語』に登場して密かに憧れていたお菓子。
もっちりとしていてほんのり甘い。
例えるなら「ゆべし」の様な感じでしょうか。。
夫はMulled Wine(スパイスや果物の入ったホットワイン)片手にウロウロ。
私はThe Rabot Estateのチリ入りのホットチョコレート。
甘すぎず、濃厚。唐辛子の刺激がかすかに効いた大人味。
こちらでホットチョコをオーダーすると、たまにヌルかったり薄かったりするのですが、ここのはパーフェクト!!
お昼は、ミント入りラムバーガー。
お供のドリンクは、アセロラ入りミックスジュース。
帰りにマーケットのすぐ傍にあるニールズヤード・デイリーに立ち寄りました。
チーズで埋め尽くされた店内。
赤ワインをちびりちびりやりながら、
カンパーニュに、トリュフ&フォアグラテリーヌやらスティルトンチーズやら、
オリーブオイルやらを付けて頂きます。
ああ、至福の時間♪
2012年11月21日水曜日
2012年11月17日土曜日
マロンのパウンドケーキ
秋の味覚、マロンのパウンドケーキを焼きました。
そういえば数年前、お友達からとっても美味しいマロンティーをお裾分けして頂いたことがあります。
ミルクと風味付けにメイプルシロップを加えて頂くと、これが格別な美味しさ。
紅茶の国に居る筈なのですが、残念ながら未だマロンティーには出会えていません。
要リサーチですね。
ちなみに、ガラスのコンポート皿に入っているのは、栗ではなくヘーゼルナッツ。
お手軽に出来る秋のディスプレイです。
次回はヘーゼルナッツのお菓子に挑戦してみたいと思います。
そういえば数年前、お友達からとっても美味しいマロンティーをお裾分けして頂いたことがあります。
ミルクと風味付けにメイプルシロップを加えて頂くと、これが格別な美味しさ。
紅茶の国に居る筈なのですが、残念ながら未だマロンティーには出会えていません。
要リサーチですね。
ちなみに、ガラスのコンポート皿に入っているのは、栗ではなくヘーゼルナッツ。
お手軽に出来る秋のディスプレイです。
次回はヘーゼルナッツのお菓子に挑戦してみたいと思います。
2012年11月1日木曜日
Happy Halloween!!
今年のハロウィーンのディスプレイは、玄関の靴箱の上。
毎年飾るものは大体同じなのですが、場所を変えるだけで雰囲気が変わるような気がします。
ちなみに、今年の新入りは、コウモリのガーランド。
この手の飾り付けは部屋全体を飾ろうとすると大変ですし、あちこちに散在させると迫力に欠ける感じになってしまいがちなので、私は敢えて場所を決めて、そこに集結させるようにしています。
お店のショーウィンドウを飾る感覚で。。
今日はパンプキンパイとピーカンパイを焼きました。
アメリカでは簡単に手に入った材料(モラセスやカボチャのピューレの缶詰など)がイギリスのスーパーではなかなか見当たらなかったのですが、ロンドンのWhole Foodsで入手出来ました。
娘作のジャックオーランタン。
なかなか味わい深い仕上がり!?
今年は初めて出迎える側になってみたのですが、これがやってみると意外と楽しいもので、うちの子供達はずーっと窓に張り付いて近所のお友達がやって来るのを待ち構えていました。
2012年8月9日木曜日
2012年6月22日金曜日
気品ある美しいお方へ
(前回のつづき)
届いたメールによると、両陛下はロンドン市内のホーランドパーク内にある日本庭園を散策されるとのこと。
庭園内を歩かれる両陛下をイメージした途端、インスピレーションがキラキラ降って来て、夢中で手が動いていました。
皇后様にお花を携えて頂きたいー。
和装でも、どのような色合いのお洋服でも合いそうなものをー。
陛下の手術からも間もないこともあり、お二人共いつまでもお元気でいて頂きたいという祈りを込めてー。
おだまき:病に「勝ち」ますように。
すずらん:更なる「幸運が訪れ」ますように。。。
「なんと恐れ多いことを!」
と叫ぶもう一人の自分をよそに、
お渡し出来なくてもいい。
やってみなくちゃ分からないじゃない!
小さなお花ならそんなにご迷惑にならないだろうし。
出来上がった小さなクラッチブーケを娘に託し、いざ出発ー。
子連れの外出で準備に手子摺り、足早で駅に向かっていると、娘が突然つまづき転倒。
折角お気に入りの洋服でおめかししたのに、タイツの膝部分に大きな穴が。。。
この年頃(4歳児)の女の子というのは、人からどう見られるかが凄く気になりだす時期のようで、
「いやだ。これ脱ぎたい。」
と半べそをかく娘。
「その位置なら大人が上から見下ろして見えないから大丈夫だいじょうぶ!」
と、超テキトーなことを言う母。
(こういう時は、大人があまり深刻な顔をすると子供もネガティブになってしまうので、軽く流した方がいいのです。)
そんなこんなで、地下鉄を乗り継ぎ、一時間余りでホーランドパークに到着。
他の日本人奉迎者と共に日本庭園の出口で待ち構えていたのですが。
こういう待ち時間というのは、親は子供のご機嫌とりに兎角神経を使うもの。
子供達の「まだ?まだ?」の大合唱と3号のぐずりを必死でなだめていると、
娘が携えた花を見た警備の若い男性が
「そのお花、皇后様に差し上げるの?」
と娘に尋ねられ、娘が頷くと、
「贈り物はご遠慮願います」
と言われてしまい、ここで再び娘のテンションが一気に下降。
「もうやだ!このお花持ちたくない!」
とご機嫌斜めに。。。
警備の人から言われて、お花を持っていることが恥ずかしくなってしまったのでしょう。
「お渡し出来ないのは残念だけど、仕舞う場所もないし、ママも赤ちゃん抱っこしてて荷物もあるし、それ、◯◯ちゃんにあげる。帰ったらお部屋に飾ってあげるから持ってて」
(ママだってショックよ〜。だって一生懸命作ったんだもの)と言いたかったのですが、その気持ちは押さえて、ここも敢えて軽く流す母。
諦めモードで立ち尽くしていると、日本庭園の散策を終えられたご夫妻の姿が!!
沈み気味だったテンションが一気に上昇し、前の列の奉迎者に丁寧にお声掛けをされるご夫妻の様子に暫し見とれていると、信じられないことが!!
皇后様が娘のブーケをご覧になって
「まぁ!」
と歩み寄られ、
「これは頂いてもいいの?」
と言って下さったのです。
「うちの庭に咲いた花で作りました。受け取って頂けますか?」
と私が申し上げると、
「まぁ、これは何のお花でしょう?」
と、聞かれ、
「おだまきや鈴蘭、スカビオサなどで作りました」
と私がご説明すると、ブーケをお持ちになって真っすぐ私の方をお向きになって、
「お元気でね」
と、神々しい微笑みをたたえながら、丁寧に、気さくにお声掛け下さったのです。
まるで夢と現実の狭間にいるかのような感覚で、暫くボーッとなった後ふと我に返り、少し離れた位置から皇后陛下の手元に渡ったブーケを改めて見て、思わず感極まってしまいました。
本当に、眩しい程の白い光を放たれておられました。
公園に着くまで山あり谷ありでしたが、最後は娘もすっかりご機嫌の様子で、インターネットので両陛下の訪英を伝えるニュース映像を見ながら、本当に貴重な体験をさせて頂けたことを改めて認識していたようです。
届いたメールによると、両陛下はロンドン市内のホーランドパーク
庭園内を歩かれる両陛下をイメージした途端、インスピレー
皇后様にお花を携えて頂きたいー。
和装でも、どのような色合いのお洋服でも合いそうなものをー。
陛下の手術からも間もないこともあり、お二人共いつまでもお元気
おだまき:病に「勝ち」ますように。
すずらん:更なる「幸運が訪れ」ますように。。。
「なんと恐れ多いことを!」
と叫ぶもう一人の自分をよそに、
お渡し出来なくてもいい。
やってみなくちゃ分からないじゃない!
小さなお花ならそんなにご迷惑にならないだろうし。
出来上がった小さなクラッチブーケを娘に託し、いざ出発ー。
子連れの外出で準備に手子摺り、足早で駅に向かっていると
折角お気に入りの洋服でおめかししたのに、タイツの膝部分に大き
この年頃(4歳児)の女の子というのは、人からどう見られるかが
「いやだ。これ脱ぎたい。」
と半べそをかく娘。
「その位置なら大人が上から見下ろして見えないから大丈夫だいじ
と、超テキトーなことを言う母。
(こういう時は、大人があまり深刻な顔をすると子供もネガティブ
そんなこんなで、地下鉄を乗り継ぎ、一時間余りでホーランドパー
他の日本人奉迎者と共に日本庭園の出口で待ち構えていたのですが
こういう待ち時間というのは、親は子供のご機嫌とりに兎角神経を
子供達の「まだ?まだ?」の大合唱と3号のぐずりを必死でなだめ
娘が携えた花を見た警備の若い男性が
「そのお花、皇后様に差し上げるの?」
と娘に尋ねられ、娘が頷くと、
「贈り物はご遠慮願います」
と言われてしまい、ここで再び娘のテンションが一気に下降。
「もうやだ!このお花持ちたくない!」
とご機嫌斜めに。。。
警備の人から言われて、お花を持っていることが恥ずかしくなって
「お渡し出来ないのは残念だけど、仕舞う場所もないし、ママも赤
(ママだってショックよ〜。だって一生懸命作ったんだもの)と言
諦めモードで立ち尽くしていると、日本庭園の散策を終えられたご
沈み気味だったテンションが一気に上昇し、前の列の奉迎者に丁寧
皇后様が娘のブーケをご覧になって
「まぁ!」
と歩み寄られ、
「これは頂いてもいいの?」
と言って下さったのです。
「うちの庭に咲いた花で作りました。受け取って頂けますか?」
と私が申し上げると、
「まぁ、これは何のお花でしょう?」
と、聞かれ、
「おだまきや鈴蘭、スカビオサなどで作りました」
と私がご説明すると、ブーケをお持ちになって真っすぐ私の方をお
「お元気でね」
と、神々しい微笑みをたたえながら、丁寧に、気さくにお声掛け下
まるで夢と現実の狭間にいるかのような感覚で、暫くボーッとなっ
本当に、眩しい程の白い光を放たれておられました。
公園に着くまで山あり谷ありでしたが、最後は娘もすっかりご機嫌の様子で、インターネットので両陛下の訪英を伝えるニュース映像を見ながら、本当に貴重な体験をさせて頂けたことを改めて認識していたようです。
2012年6月21日木曜日
夢を与えてくれた魔法使いのおばあさん
これからお話させて頂くのは、今から丁度一ヶ月程前の出来事。
末っ子をパジャマに着替えさせていると、お風呂場から上二人の兄妹のこのような会話が聞こえてきました。
兄:「僕たちのお母さんは女王様じゃないから、◯◯(娘の名前)はプリンセスにはなれないんだよ。イギリス人でもないし。」
妹:「えーっ。。。」
兄:「それに、プリンセスになるのって大変なんだよ。色々検査(?)もされるし」
数ヶ月前のロイヤルウェディングで、どうやら学校でも王室ネタで盛り上がっていたようで、いつの間にかこのような知識を仕入れて来た息子。
そんな兄から突きつけられた現実に、軽いショックを受けていた娘。
その明くる朝、娘のベッドを整えていると、魔法使いのおばあさんのお人形が布団の中からポロリと出て来ました。
これまでこの人形と寝たことなんて一度もないのに。。。
このお人形はシンデレラの登場人物が一式セットになったものの一つで、他にもシンデレラや王子様、いじわるなお姉さんがいるのに、なぜ魔法使い???
ふと疑問を抱いたものの、この時はそれ以上気にかけず、娘にもなぜ魔法使いと寝ているのかは聞きませんでした。
それから3日後ー。
子供達と参加している文庫クラブから、天皇皇后両陛下の訪英に際し、奉迎に参加して欲しいとのメールが届いたのです。
母:「ねえ、天皇陛下と皇后陛下にお会い出来るかもしれないけど、行かない?皇后陛下は、日本のお妃様なんだよ!」
娘:「でも、お妃様って怖いんじゃないの?」(シンデレラの影響でしょうか。。。)
母:「日本のお妃様はとってもお優しい方だから大丈夫よ。それに、知ってる?皇后陛下は昔プリンセスだったのよ!本物の日本のお妃様(元プリンセス)にお会い出来るかもしれないよ!皇后陛下がプリンセスになられた時、あなたの大好きなお雛様と同じ十二単をお召しになったのよ!」
そう話した瞬間、娘の瞳孔が一気に開きました。
冷酷な兄によって壊されてしまった夢が、魔法使いのおばあさんによってキラキラと蘇えらされるような展開に。
まさか民間出身の本物の元プリンセスが彼女の前に現れて下さるなんて、母は夢にも思いませんでした。
(つづく)
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