憧れのリバティに初めて訪れた。
入り口にあるフローリストが余りにも美しくて、夢中で外観をカメラに収めていると、
偶然素敵な紳士が写り込んでくれた。
雨上がりの土曜日の午後3時。
かっちりとスーツに身を固め、これからどんな場所で愛する人と落ち合うのだろう。。。
なんて美しい後ろ姿なのだろう。。。
写真に収めることは出来なかったけれど、
黒みがかったセロファンに包まれたその中は、モーヴピンクの薔薇のブーケ。
あのブーケを受け取る女性が羨ましい。
これまで夫からことある毎に花束を贈られてその度に感激してきたけれど、こんなに美しいブーケは見たことがないと思った。
そのブーケを作り出したのが、これがまたとても美しい男性だったから驚きだ。
美しい男性が美しい男性に美しいブーケを手渡す瞬間ー。
個人的にはもう少し野性的な男性が好みなのだけれど、この時は流石に目を奪われてしまった。
陳列も、色別にグルーピングされていてとても綺麗。
きっとこれも彼のこだわりなのだろう。
なんて素晴らしい感性をもった人なのだろう。。。
ライラックに猫柳。
春の香りに包まれて、幸せな気持ちになれた。
2011年2月28日月曜日
2011年2月25日金曜日
ミートローフサンド
2011年2月24日木曜日
Borough Market 2
昨日に引き続き、Borough Marketの話題を。
マーケット入り口付近にある鮮魚店Applebee's Fishの店先には、新鮮な魚介類を使用したラップサンドの屋台が設けられています。
昼時は、この通りの長蛇の列。
このパフォーマンスと美味しい匂いを嗅いでしまうと、素通りする訳にいきません。
マーケット探索前に腹ごしらえです。
プリップリの海老とレタスをトルティーヤで巻いたラップサンド。
ひとつ£5。
ドレッシングとスウィートチリソースのコンビネーションがたまりません!
さて、マーケット探訪から数日後の昼食です。
パンが固くなった時の常套手段、Savory Bread Pudding(おかず系パンプディング)
こちらもマーケットで購入した商品をコラボさせ、玉子で玉子液を作り、最後にsticheltonチーズを乗せて焼きました。
リークとベーコンをソテーしたものが具材として入っています。
マーケット入り口付近にある鮮魚店Applebee's Fishの店先には、新鮮な魚介類を使用したラップサンドの屋台が設けられています。
昼時は、この通りの長蛇の列。
このパフォーマンスと美味しい匂いを嗅いでしまうと、素通りする訳にいきません。
マーケット探索前に腹ごしらえです。
プリップリの海老とレタスをトルティーヤで巻いたラップサンド。
ひとつ£5。
ドレッシングとスウィートチリソースのコンビネーションがたまりません!
さて、マーケット探訪から数日後の昼食です。
パンが固くなった時の常套手段、Savory Bread Pudding(おかず系パンプディング)
こちらもマーケットで購入した商品をコラボさせ、玉子で玉子液を作り、最後にsticheltonチーズを乗せて焼きました。
リークとベーコンをソテーしたものが具材として入っています。
2011年2月23日水曜日
Borough Market
「イギリスって、古い街並も綺麗だし、紅茶も美味しいし素敵な場所でいいね〜。でも、食べ物は不味いよ」
「私がロンドンに留学してた時は、ホストファミリーの食生活に付いて行けなかった。肉・じゃがいも・グリーンピース!って感じよ」
「イギリスのレストランは不味くて高いので有名よ!マックでもセットで注文したらとんでもない値段になるんだから」
サンフランシスコを離れる前、周囲の友達から散々脅され、自分でもそれなりに腹を据えていました。
が!!
いざ来てみると、思いの外美味しいものが溢れていてビックリ!
確かにハズレの店も沢山あるのかもしれませんが、ここ数年でイギリスの食文化は飛躍的な発展を遂げた模様。
アメリカと同じく肥満が社会問題化した結果、最近は学校給食をはじめ、食を見直そうという動きが活発になってきているようです。
中でも、ここBorough Marketを訪れた時の感動といったら。。。
あちらにも
こちらにもオーガニックの看板。
サンフランシスコも全米の中ではオーガニックが最も普及している場所でしたが、ロンドンもそれに匹敵、いや、それ以上かもしれません。
元々、アロマテラピーやホリスティック医療が盛んな場所というのも理由のひとつなのでしょう。
狩猟が盛んなイギリスだけに、ジビエ(野禽類)を扱う肉店も。
毛皮を呆然と見つめる子供達を脅かそうと、店のおじさんがネット裏から毛皮を突然突いてみせてくれたりします。
数ある試食の中でも思わず唸ってしまったのが、このチーズ。
Stichelton(スティチェルトンって発音するのかしら?)。
Stilton(スティルトン)はイギリスの青カビタイプのチーズで、フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラと並ぶ世界3大ブルーチーズとして有名ですが、Sticheltonって???
と思い調べてみたところ、SticheltonもStiltonと殆ど同じタイプのチーズで、低温殺菌処理していない生乳で作ったものがSticheltonと呼ばれるそうです。
これ迄食べて来たブルーチーズに比べ、明らかにマイルドでクリーミー。
大地に生える牧草の香りがして、癖になる美味しさです。
この日はバレンタインデー前ということもあり、花屋の店先はラブリーモード全開でした。
戦利品。
胡桃入りル・ヴァン(写真右手)にSticheltonチーズを乗せ、更にその上にフィグスプレッド(無花果のジャム。写真真ん中)を乗せて頂きました。
オーガニック玉子は、6個入りを2パック買って3ポンド。
いつもスーパーで購入するオーガニック玉子は10個入りで3ポンドだから、それよりお得じゃない!
と思ってお店のおばさんに訊いてみると、
「形が不揃いだからよ。でもオーガニックで味は最高よ!パンケーキにすると美味しいの!!」
と、何故かやたらパンケーキを作ることを勧めてくるおばさん。
「玉子掛けご飯やオムレツで食べると最高よ!」
と言われればまだ分かる気がするのですが、何故パンケーキ???
このおばさん、よっぽどパンケーキが好きなんだろな。
取り敢えずお鍋の後のおじやに使ってみたのですが、黄身がオレンジ色でとても美味しかったです。
これまで、スーパーで買う玉葱がハズレ続き(剥いても剥いても瑞々しくない)だったのですが、マーケットで買ったものは流石に新鮮でした。
ヨーロッパや中東の美食が集結した、活気溢れるBorough Market。
様々な国からやって来た売り手・作り手達が、母国語訛りの英語で自慢の品を売る姿はとても生き生きしていて、そういう人達とやり取りをしているだけでも心地がいい。
皆、真剣勝負なのが伝わってくるし、良い顔をしている人が作るものは、当然美味しい。
様々な食文化が集まり、それをリスペクトし合いながら食べる喜び、幸せを分かち合える場所。
少しオーバーかもしれないけれど、これもひとつの平和のかたちだと思う。
これからのロンドンでの食生活を確実に豊かなものにしれくれるであろうBorough Market。
当分はこのマーケットの虜になりそうな予感です。
「私がロンドンに留学してた時は、ホストファミリーの食生活に付いて行けなかった。肉・じゃがいも・グリーンピース!って感じよ」
「イギリスのレストランは不味くて高いので有名よ!マックでもセットで注文したらとんでもない値段になるんだから」
サンフランシスコを離れる前、周囲の友達から散々脅され、自分でもそれなりに腹を据えていました。
が!!
いざ来てみると、思いの外美味しいものが溢れていてビックリ!
確かにハズレの店も沢山あるのかもしれませんが、ここ数年でイギリスの食文化は飛躍的な発展を遂げた模様。
アメリカと同じく肥満が社会問題化した結果、最近は学校給食をはじめ、食を見直そうという動きが活発になってきているようです。
中でも、ここBorough Marketを訪れた時の感動といったら。。。
あちらにも
こちらにもオーガニックの看板。
サンフランシスコも全米の中ではオーガニックが最も普及している場所でしたが、ロンドンもそれに匹敵、いや、それ以上かもしれません。
元々、アロマテラピーやホリスティック医療が盛んな場所というのも理由のひとつなのでしょう。
狩猟が盛んなイギリスだけに、ジビエ(野禽類)を扱う肉店も。
毛皮を呆然と見つめる子供達を脅かそうと、店のおじさんがネット裏から毛皮を突然突いてみせてくれたりします。
数ある試食の中でも思わず唸ってしまったのが、このチーズ。
Stichelton(スティチェルトンって発音するのかしら?)。
Stilton(スティルトン)はイギリスの青カビタイプのチーズで、フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラと並ぶ世界3大ブルーチーズとして有名ですが、Sticheltonって???
と思い調べてみたところ、SticheltonもStiltonと殆ど同じタイプのチーズで、低温殺菌処理していない生乳で作ったものがSticheltonと呼ばれるそうです。
これ迄食べて来たブルーチーズに比べ、明らかにマイルドでクリーミー。
大地に生える牧草の香りがして、癖になる美味しさです。
この日はバレンタインデー前ということもあり、花屋の店先はラブリーモード全開でした。
戦利品。
胡桃入りル・ヴァン(写真右手)にSticheltonチーズを乗せ、更にその上にフィグスプレッド(無花果のジャム。写真真ん中)を乗せて頂きました。
オーガニック玉子は、6個入りを2パック買って3ポンド。
いつもスーパーで購入するオーガニック玉子は10個入りで3ポンドだから、それよりお得じゃない!
と思ってお店のおばさんに訊いてみると、
「形が不揃いだからよ。でもオーガニックで味は最高よ!パンケーキにすると美味しいの!!」
と、何故かやたらパンケーキを作ることを勧めてくるおばさん。
「玉子掛けご飯やオムレツで食べると最高よ!」
と言われればまだ分かる気がするのですが、何故パンケーキ???
このおばさん、よっぽどパンケーキが好きなんだろな。
取り敢えずお鍋の後のおじやに使ってみたのですが、黄身がオレンジ色でとても美味しかったです。
これまで、スーパーで買う玉葱がハズレ続き(剥いても剥いても瑞々しくない)だったのですが、マーケットで買ったものは流石に新鮮でした。
ヨーロッパや中東の美食が集結した、活気溢れるBorough Market。
様々な国からやって来た売り手・作り手達が、母国語訛りの英語で自慢の品を売る姿はとても生き生きしていて、そういう人達とやり取りをしているだけでも心地がいい。
皆、真剣勝負なのが伝わってくるし、良い顔をしている人が作るものは、当然美味しい。
様々な食文化が集まり、それをリスペクトし合いながら食べる喜び、幸せを分かち合える場所。
少しオーバーかもしれないけれど、これもひとつの平和のかたちだと思う。
これからのロンドンでの食生活を確実に豊かなものにしれくれるであろうBorough Market。
当分はこのマーケットの虜になりそうな予感です。
2011年2月22日火曜日
都会のファーム。
草を食む羊たち。
まるで、片田舎の農場のような風景ですが、、、
ここはロンドン市内!
広い草原の向こうには、昨日ご紹介した金融街のビルが聳え立っています。
ここは、ロンドンの東部にあるMudchute Park & Farm。
夫がジョギング中に見付け、
「この距離なら平日に子供達を連れ出すのに丁度いい」
と言うので、仮住まい滞在中に遊びに行きました。
この広さなら、子供も思う存分放牧出来ます。
やたら人懐っこいヤギ君。
手を出すとベロンベロン舐められます。
可愛い。。。
飼いたいわ。。。
まるで、片田舎の農場のような風景ですが、、、
ここはロンドン市内!
広い草原の向こうには、昨日ご紹介した金融街のビルが聳え立っています。
ここは、ロンドンの東部にあるMudchute Park & Farm。
夫がジョギング中に見付け、
「この距離なら平日に子供達を連れ出すのに丁度いい」
と言うので、仮住まい滞在中に遊びに行きました。
この広さなら、子供も思う存分放牧出来ます。
やたら人懐っこいヤギ君。
手を出すとベロンベロン舐められます。
可愛い。。。
飼いたいわ。。。
2011年2月21日月曜日
都会暮らし。
リビングの窓の外は摩天楼!
ロンドン市内の新しい金融街Canary Wharfのアパート19階からの眺めです。
シンプル、コンテンポラリーなリビング。
ここがロンドンの新居です!
というのは冗談で、ここは渡英当初、家が見付かるまでの数週間滞在していた仮住まい。
自然や古いものなどを追い求める私の趣味とは真逆の環境。
最初はこれが新鮮でなかなか楽しかったのですが、数日でギブアップ。
山の家の夜の暗闇と静けさに慣れてしまっていた私達には、大都会の夜が眩し過ぎて。。。
ちなみに、一枚目の写真奥のてっぺんにピラミッドが付いているビルOne Canada Squareは、現在イギリスで一番高いとされているらしいのですが、この取って付けたようなピラミッドのてっぺんが数秒置きにペカーッ!ペカーッ!って光るんです。
これが目障りったらありゃしない!
特に高所恐怖症という訳でもないのですが、地面から離れているのも何だか落ち着かなくて、
「わたしゃ、こんなとこゴメンだよ!」
って、、、私、どこかの田舎からやって来たおばあちゃんみたい?
この時点ではまだ住所が確定していないので入学手続きをすることも出来ず、近くに公園もない環境で、子供達には退屈な思いをさせてしまいました。
一刻も早く、子供達が楽しめる環境を作ってやらねば。。。
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ロンドン市内の新しい金融街Canary Wharfのアパート19階からの眺めです。
シンプル、コンテンポラリーなリビング。
ここがロンドンの新居です!
というのは冗談で、ここは渡英当初、家が見付かるまでの数週間滞在していた仮住まい。
自然や古いものなどを追い求める私の趣味とは真逆の環境。
最初はこれが新鮮でなかなか楽しかったのですが、数日でギブアップ。
山の家の夜の暗闇と静けさに慣れてしまっていた私達には、大都会の夜が眩し過ぎて。。。
ちなみに、一枚目の写真奥のてっぺんにピラミッドが付いているビルOne Canada Squareは、現在イギリスで一番高いとされているらしいのですが、この取って付けたようなピラミッドのてっぺんが数秒置きにペカーッ!ペカーッ!って光るんです。
これが目障りったらありゃしない!
特に高所恐怖症という訳でもないのですが、地面から離れているのも何だか落ち着かなくて、
「わたしゃ、こんなとこゴメンだよ!」
って、、、私、どこかの田舎からやって来たおばあちゃんみたい?
この時点ではまだ住所が確定していないので入学手続きをすることも出来ず、近くに公園もない環境で、子供達には退屈な思いをさせてしまいました。
一刻も早く、子供達が楽しめる環境を作ってやらねば。。。
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2011年2月20日日曜日
ごあいさつ
この度、住み慣れたサンフランシスコ・ベイエリアを離れ、英国はロンドンで生活することになりました。
日本を離れておよそ6年。
その間、アメリカで3回、そして今回の渡英と、計4回の引っ越しとなる放浪一家。
もう、気分は渡り鳥です。
そんな我が家ですが、子供達の為、そして自分達夫婦の為にも、出来る限り寛げる環境作りにこだわりたい。
現地で美味しい食材を調達し、体に優しいものを家族に食べさせたいという思いから、タイトルも一新して'Nest'とすることにしました。
カリフォルニアと同じく自然環境豊かで農業も盛んなイギリスより、自然の素晴らしさ、生活を楽しむ術を発見してお伝えしていければと思います。
前ブログにお越し下さっていた皆様、引き続きどうぞ宜しくお願い致します!
日本を離れておよそ6年。
その間、アメリカで3回、そして今回の渡英と、計4回の引っ越しとなる放浪一家。
もう、気分は渡り鳥です。
そんな我が家ですが、子供達の為、そして自分達夫婦の為にも、出来る限り寛げる環境作りにこだわりたい。
現地で美味しい食材を調達し、体に優しいものを家族に食べさせたいという思いから、タイトルも一新して'Nest'とすることにしました。
カリフォルニアと同じく自然環境豊かで農業も盛んなイギリスより、自然の素晴らしさ、生活を楽しむ術を発見してお伝えしていければと思います。
前ブログにお越し下さっていた皆様、引き続きどうぞ宜しくお願い致します!
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